抜歯終了!
この1週間、なんだか気が重かった。
ずっと何年も前から、抜いてしまおう!と思っていた歯だったから、きっとスッキリするハズ!と自分に言い聞かせてみるものの、やっぱり嫌だな~なんて。
でも、、予約していた日が近づいて・・・
今日、予約の4時少し前に歯医者に到着。
すると待合室には3人も先客。
ひとりはすぐ会計が終わったけれど、あと二人はまだこれからのようだ。
そして待つこと30分・・・
なんだかな~4時に始まればとっくに終わっているのに。
緊張しているから、針のむしろ?真綿で首を絞められてる?
とっとと済ませてしまいたいのに、先生、わざと意地悪してる?と思いだした(笑)
待合室には、私だけになったから、緊張をほぐすために体操を始めた。
いい大人が、抜歯ごときで何をそんなに騒いで・・・と笑わないで欲しい。
本人、至って真剣。
で、結局、先生も歯科衛生士さんも待たせて悪いと思ったのだろう。
前の人の治療が終わらないのに、中に入れてくれた。
これがいいのかは分からないが。
で、助手の人が麻酔をする部分あたりを消毒したりして時間稼ぎ?
なんだか緊張のせいか喉がおかしくて、咳払いがしたくなる。
隣の治療が終わるまで、持っているタオルをたたんでみたり・・・
「大丈夫ですか?」と助手の人に心配されてしまった。
そしていよいよ4時40分。
「○○さん、お待たせしました!」と先生がやってきた。
前、「何分くらいかかりますか?」と聞いたら40分くらいと言われていた。
そんなことやってみなくちゃ分からないのに、先が分からないと嫌な私は聞いてしまった。
面倒くさい患者。
すぐ麻酔がかけられ・・・このあたりから緊張はピーク。
まな板の上のコイだ!はやくやっちゃってくれ!とも思うが、やっぱり今日はやめて帰ろうか・・・なんて弱気な私が現れたりして。
前にも書いたがこの先生、とても細くて綺麗で、マスクしてるから目元しか見えないけれど、それはそれはキレイにマスカラをつけている。
「どこのマスカラ使っているんですか?」と何度聞きたい衝動に駆られたことか。
そんな先生なんだけれど、ちょっとくらい曲がっている親不知だって、大学病院を紹介したりせず抜いてしまう。
私も今まで3本くらい抜いてもらったけれど、「ちょっと引っ張ってみますね」と言いながら簡単に抜いてくれた。
自分の歯だって、鏡を見ながら抜こうとして、「途中で麻酔が切れて大変だったのよ~」なんて笑って言っちゃう猛者なのだ。
そんな先生は、麻酔が効いたことを確かめて、口にガーゼをあて、顎をぐっと押さえて、右下親不知を抜きにかかった。
「ちょっと押しますね~」前の時は、これだけで「抜けました!」と言われたんだけれど、今回はどうも上だけ取れたらしい。始める前に「ちょっと簡単ではないかもしれません」と言っていたしね。
で、もう一度・・・
私の顎をもう一度しっかり抱えて、「ちょっと押しますよ~」。
で、今度はどうやら無事全部抜けたみたい。
・・・
ところが、その隣の歯の金属(金)も取れちゃったんだとか。
普通なら、抜いたところを消毒して、ガーゼをあてて「きつく噛んでください」で終わりの予定だったんだけれど。
隣の歯も虫歯だそうで、キーーーン、キーーーンと削り出した。
「金、このままつけちゃいますか?」「でもね~根の治療もしたほうが良さそうですね」
はぁ~なんでもいいから早く終わりにしてください、心の中で願っている。
いくら麻酔が切れていなくて、出血が多くはないとはいえ、親不知の痕はそのままのハズなのに、ピっと、手前の歯の写真まで撮って画面で見せてくれた。
でも抜いた痕の出血でよく見えない・・・
それに、怖いから見たくもない。
とにかく早く終わりにしましょうよ!そればかり思っていた。
「抗生剤と痛み止めを入れておきました、これから抜いた歯の消毒をします」
あ~やっとね、もう少し。
で、終わるころ、次の患者さんが入ってきた。
つまり、私の前は混んでいたけれど、抜歯する私に合わせて、私の後は1時間予約を入れてなかったのだ。
でも40分と言われた時間も、隣の金属が取れるというアクシデントがあったにも拘らず30分で終了。
さすが先生だ。
一度では抜けなかったけれど、この時間で終われば御の字。
1時間も抜くのにかかった夫に比べたらね。
でも診療明細には『難抜歯』と書かれていた。点数高くなるのね。
この後、ガーゼをしっかり噛んで圧迫止血20分。
そして1時間は絶対にうがいはしないこと。
血の蓋を作ったそうなので、決して強くはうがしないこと。
お風呂は長湯しないこと。
アルコールや激しい運動は避けること。
などの注意を受けた。
あとは、3日飲めば1週間効くジスロマックという抗生剤と、ビオフェルミン、痛みが出た時用のボルタレンを処方された。
麻酔が切れた時出血したりしませんよ~に!
痛くなったりしませんよ~に!と願いながら・・・歯科医院を後にした。
そしてその夜、麻酔が切れても驚くほどの出血もなく、薬を飲むほどの痛みもなく、夕飯を食べたらご飯粒が傷口に入りこむという事件があったが、どうにか眠ることが出来た。
夜出血したら駆け込む夜間診療所も調べてあったけれど、取り越し苦労で済んだようだ。
大騒ぎの末、最後4本目の親不知抜歯、無事終了。
よかったらポチっと応援お願いします。
更新の励みになります
秋のレジャーシーズン到来!一年通して紫外線対策しなきゃ☆目指せ透明肌